離婚を決意したとき、私が最初に感じたのは「これからどうなるんだろう」という不安でした。
住む場所、お金、子どものこと、仕事のこと。
考えなければならないことが山ほどある一方で、本当にこの選択で良いのか悩む日もありました。
そんな離婚準備期を振り返ってみると、「これだけはやっておいて本当に良かった」と思うことがあります。
今回は、私自身の経験から、離婚準備中にやって良かったことTOP3をご紹介します。
- 離婚を考えている
- 離婚準備中で不安が大きい
- 何から手をつければ良いかわからない
そんな方の参考になれば嬉しいです。
第3位|限られたお金だからこそ、何を優先するかを決めた
離婚準備中は、とにかくお金への不安がありました。
引っ越し費用、新生活に必要な家具や家電、子どもとの生活費……。
これからどれくらいお金が必要になるのか分からず、「少しでも節約しなきゃ」という気持ちは常にありました。
ただ、私が意識していたのは「何でも節約すること」ではありません。
大切にしていたのは、「何にお金をかけて、何は手放すのか」という優先順位を決めることでした。
離婚準備では、お金だけでなく、時間や精神的な余裕も限られています。
だからこそ、「全部を守ろう」とするのではなく、本当に守りたいものは何かを考えるようにしていました。
家具や家電よりも、離婚を前に進めることを優先した
私の場合は、夫がマイホームに残り、私と子どもたちが家を出る形で別居しました。
そのため、大きな家具や家電はほとんど持ち出していません。
正直、「二人で買ったものなのに」という悔しい気持ちはありました。
それでも、家具や家電のことで揉めて離婚が長引くくらいなら、私は早く離婚を成立させることを選びました。
私にとって最優先だったのは、親権や養育費など、子どもの今後の生活に関わることをしっかり決めること。
そのため、「これは諦めよう」と割り切れるものは思い切って手放しました。
子どもの持ち物だけはできる限り持ち出した
一方で、子どもの物だけはできる限り持ち出しました。
服や学校用品はもちろん、お気に入りのおもちゃなど、新しい生活でも安心して過ごせるように考えながら荷造りをしました。
ただ、一部だけはどうしても持ち出せなかったものや、私の判断で処分してしまったものもあります。
引っ越し後、子どもから「なんであのおもちゃがないの?」と言われたときは、本当にヒヤッとしました。
よりによって、そのおもちゃは「もう遊ばないだろう」と私が判断して処分してしまった物だったのです。
当時は子どもたちに引っ越しのことを当日まで伝えられなかったため、一緒に荷物を選ぶことができませんでした。
事情があってそう判断しましたが、今振り返ると、もし事前に相談できる状況であれば、「これは持っていく?」「これは残しても大丈夫?」と子ども自身に選んでもらえばよかったと思っています。
大人にとっては何気ない物でも、子どもにとっては大切な思い出の品であることを、この出来事から学びました。
引っ越し業者は比較サイトを利用して効率よく探した
引っ越し業者については、「どこを選んでも大きな差はないかな」と考えていました。
私の場合は、見積もりに立ち会うことが難しかったため、対応してくれる業者という条件もあり、選択肢はそれほど多くありませんでした。
その中で料金を比較し、一番費用を抑えられる業者を選びました。
一社ずつ問い合わせるのはかなり手間がかかりますが、比較サイトを利用すると対応できる業者をまとめて探せるので、忙しい離婚準備中にはとても助かりました。
当時は「節約しなきゃ」という気持ちばかりでした。
でも今振り返ると、本当に大切だったのは節約そのものではなく、「何を守って、何を手放すのか」を決めていたことでした。
第2位|家や財産の状況を記録しておいた
離婚準備中にやっておいて本当に良かったのが、家の中や財産に関する情報を記録しておいたことです。
当時は「念のために残しておこう」という軽い気持ちでした。
でも今振り返ると、この記録が何度も私を助けてくれました。
私は家じゅうの物をできる限り写真に残しました。
後から「家にはどんな物があったのか」「何を持ち出したいのか」を整理するときに、写真が大きな助けになったのです。
また、住宅関係の書類なども写真で記録していました。
この記録は財産分与の話し合いだけでなく、別居中に家の売却を進めるときや、確定申告をするときにも非常に役立ちました。
離婚準備中は精神的に余裕がなくなりがちです。
「あの書類はどこにあったっけ?」「あの家具はどんな状態だった?」と、後になって思い出そうとしても、記憶だけでは限界があります。
だからこそ、「覚えておく」のではなく、「記録しておく」ことが、後々の自分を助けてくれました。
実際には、家具や家電だけでなく、収納の中や住宅購入時の書類など、想像以上にたくさんのものを記録しています。
その中には「これは撮っておいて本当に良かった!」と思うものもあれば、「こう撮ればもっと分かりやすかった」と後悔したものもありました。
私が実際に記録したものの一覧や、撮影するときのポイントについては、別の記事で詳しくまとめています。
第1位|自分の考えを整理し、自分で決断したこと
離婚準備中にやっておいて一番良かったことは、自分の考えを徹底的に整理したことです。
当時の私は、離婚したいという気持ちはほぼ固まっていました。
それでも、「本当にこの選択で良いのだろうか」と何度も悩みました。
そこで紙に書き出したのが、離婚するメリット・デメリットです。
さらに、自分がこれからどんな人生を送りたいのか、ライフイベントや叶えたいことも年表のように書き出して整理してみました。
頭の中だけで考えていると、不安ばかりが大きくなります。
でも、書き出して「見える化」することで、自分が本当に大切にしたいものが少しずつ見えてきました。
子どもにとって父親の存在が大きい期間は、あと10年ほどかもしれない。
でも、その先の人生はまだ何十年も続きます。
自分がやりたいことを書き出してみたとき、その未来に夫の存在は必要ないと気づきました。
その瞬間、「離婚したい」という気持ちは、「離婚しよう」という決意へ変わったのを今でも覚えています。
また、友人や離婚経験者の方に相談することもありました。
ただ、離婚準備中は人間不信のような気持ちになることもあります。
「この話がどこかで広まってしまったらどうしよう」と不安になる瞬間もありました。
だからこそ、相談する相手も自然と選ぶようになっていました。
- 私の考えを否定しない人
- 強い価値観を押し付けない人
- 最終的な決断を尊重してくれる人
- 私の離婚によって大きな利害関係がない人
そんな人たちに話を聞いてもらいながら、自分の気持ちを整理していきました。
その中で今でも忘れられないのが、離婚経験者の方から言われた言葉です。

少しでもあなたが不安に思うことは、絶対にしない方が良い
この言葉は、今でも離婚準備中の私を支えてくれた言葉として心に残っています。
当時の私は、子どもや周囲の人にいつ伝えるべきか悩んでいました。
ですが、その言葉を聞いて考え方が変わりました。
私の場合は、準備を最後まで秘密に進める必要がありました。
たとえ一人に話しただけでも、その先でどのように伝わるかは分かりません。
もちろん、多くの人は悪気なく話してしまうだけなのかもしれません。
それでも当時の私には、そのわずかな可能性すら大きな不安でした。
結果として、子どもたちにも引っ越し当日まで何も伝えませんでした。
今振り返ると心苦しさもあります。
それでも当時の私にとっては、自分と子どもたちの生活を守ることが最優先でした。
そして今思うのは、いろいろな人に支えてもらったけれど、最後に決断したのは自分自身だったということです。
だからこそ、離婚後に大変なことがあっても、「あのとき自分で選んだ道だから」と前を向くことができています。
今こうして穏やかに生活できているのも、自分で納得して決断できたからなのかもしれません。
まとめ
離婚準備中にやっておいて本当に良かったことTOP3はこちらです。
- 第3位|限られたお金だからこそ、何を優先するかを決めた
- 第2位|家や財産の状況を記録しておいた
- 第1位|自分の考えを整理し、自分で決断した
離婚準備中は、何をするにも不安がつきものです。
私も当時は、「本当にこの選択で良いのだろうか」と何度も悩みました。
それでも、お金の優先順位を決め、今の状況を記録し、自分の考えを整理したことで、一つずつ前に進むことができました。
今振り返ると、私がやって良かったことはどれも「後悔を減らすための準備」だったように思います。
離婚準備は、決して楽な時間ではありません。
だからこそ、一人で抱え込まず、自分にとって本当に大切なものを一つずつ整理しながら進めていってほしいと思います。
この記事が、今まさに離婚を考えている方や、離婚準備中で不安を抱えている方の参考になれば嬉しいです。



